WIND BREAKERみたいな漫画は？新刊を待つ間に読みたいオススメ作品5選！

「その拳で、街を守れ。」

ケンカは弱きを守るために――。超不良校として名高い風鈴（ふうりん）高校に入学した主人公・桜遥（さくらはるか）。彼は、ケンカの“てっぺん”を目指して風鈴にやってきましたが、そこは“防風鈴（ボウフウリン）”と呼ばれる、街を守る集団だった！？孤独だった桜が、仲間と出会い、街を守る戦いを通して成長していく姿を描く『WIND BREAKER』。にいさとる先生が描くスタイリッシュなキャラクター、迫力満点のケンカアクション、そして胸を熱くする仲間との絆に、多くの読者が魅了されていますよね。アニメ化もされ、その勢いはとどまるところを知りません。

「ウィンドブレイカーの新刊が待ち遠しい！」
「桜くんみたいに、最初は孤独だけど仲間と強くなっていく主人公が好き！」
「熱いケンカアクションと、仲間との絆が描かれる漫画をもっと読みたい！」

そんな熱い想いを抱える『WIND BREAKER』ファンのあなたへ。この記事では、「新刊を待つ間にぜひ読んでほしい！」おすすめの漫画作品を5つ厳選してご紹介します！不良たちの熱い生き様、拳で語り合うケンカアクション、守るべきもののために戦う姿… 『WIND BREAKER』に通じる魅力を持つ作品を集めました。これらの作品で、さらに心を燃やすような読書体験をしてみませんか？

まずは『WIND BREAKER』の魅力を再確認！
『WIND BREAKER』好きにおすすめ！厳選漫画5選
まとめ：『WIND BREAKER』の世界をさらに深く、広く楽しむために
「WIND BREAKER」に似た漫画を全巻大人買いするなら？

まずは『WIND BREAKER』の魅力を再確認！

おすすめ作品をご紹介する前に、『WIND BREAKER』がなぜこれほど人気を集めているのか、その魅力を改めておさらいしましょう。

新しい形のヤンキー像: ケンカの強さが、街を守る力になる。「ボウフウリン」のメンバーは、単なる不良ではなく、街の治安維持を担うヒーロー的な存在として描かれています。
主人公・桜遥の成長: 孤独で他人を信じられなかった桜が、梅宮をはじめとするボウフウリンの仲間たちと出会い、人を信じること、守ることの意味を知り、心身ともに成長していく姿が感動的です。
スタイリッシュなキャラクターと作画: にいさとる先生が描くキャラクターは、個性的でファッションセンスも抜群。美麗な作画で描かれるケンカシーンは、迫力がありながらもスタイリッシュです。
熱いケンカアクション: 多種多様なケンカスタイルを持つキャラクターたちが繰り広げるバトルは、戦略性もあり見応え十分。拳と拳でぶつかり合う、熱い描写が満載です。
仲間との強い絆: 「ボウフウリン」のメンバー同士の信頼関係や、互いを思いやる気持ちが丁寧に描かれており、読者の心を温かくします。

不良漫画の王道的な面白さと、現代的なヒーロー像、そしてキャラクターの魅力が見事に融合している点が、『WIND BREAKER』の大きな魅力と言えるでしょう。

『WIND BREAKER』好きにおすすめ！厳選漫画5選

それでは、ここからが本題です。『WIND BREAKER』の熱気を感じられる、おすすめの漫画5作品をご紹介していきます！

1. 『東京卍リベンジャーズ』 – 全31巻完結

作者: 和久井健
掲載誌: 週刊少年マガジン
あらすじ: ダメフリーターの花垣タケミチは、中学時代の恋人・橘日向が、巨悪組織「東京卍會（とうきょうまんじかい）」の抗争に巻き込まれて死亡したことをニュースで知る。失意のタケミチだったが、何者かに線路へ突き落とされ、気がつくと12年前の中学時代にタイムリープしていた。日向を救うため、そして逃げ続けてきた自分の人生を変えるため、タケミチは東京卍會のトップを目指し、過去を変えるための戦いに身を投じる。
「WIND BREAKER」との共通点/おすすめポイント:
- 仲間を守るための戦い: 主人公タケミチは、最初は弱くて泣き虫ですが、大切な仲間や恋人を守りたい一心で、格上の相手にも果敢に立ち向かっていきます。その姿は、仲間を守るために戦う桜やボウフウリンのメンバーと重なります。
- 熱い不良たちのドラマ: 東京卍會をはじめとする様々なチームが登場し、それぞれの信念や絆、抗争が熱く描かれます。個性的なキャラクターたちの生き様が魅力的です。
- 魅力的なキャラクターとファッション: 登場人物たちの個性的な髪型や特攻服などのファッションも人気の一因。『WIND BREAKER』同様、キャラクタービジュアルも楽しめます。
- 予想外の展開と感動: タイムリープという要素が加わることで、先の読めない展開が繰り広げられ、友情や別れ、決意といったシーンでは涙なしには読めません。
こんな人におすすめ:
- 仲間や大切な人を守るために戦う、熱いストーリーが好きな方。
- 個性豊かで魅力的な不良キャラクターがたくさん登場する作品が読みたい方。
- タイムリープやサスペンス要素のある、ハラハラドキドキする展開を楽しみたい方。

2. 『クローズ』 / 『WORST』 – クローズ全26巻+外伝、WORST全33巻+外伝完結

作者: 高橋ヒロシ
掲載誌: 月刊少年チャンピオン
あらすじ: 最凶の不良たちが集まる鈴蘭男子高校、通称「カラスの学校」。いまだかつて番長として統一されたことのないこの高校に転校してきた坊屋春道を主人公とする『クローズ』。そしてその続編として、春道が卒業した後の鈴蘭に入学した月島花を中心に描く『WORST』。不良たちのプライドを懸けた抗争、友情、そして“てっぺん”を目指す男たちの生き様を描く、ヤンキー漫画の金字塔。
「WIND BREAKER」との共通点/おすすめポイント:
- 圧倒的なケンカ描写: 不良漫画のレジェンド。拳と拳で語り合う、男臭く激しいケンカシーンは迫力満点。『WIND BREAKER』のバトル好きにはたまらないはずです。
- 頂点を目指す物語: 多くの不良たちが、己の強さを証明し、学校や街の“てっぺん”を目指してしのぎを削ります。『WIND BREAKER』で桜が当初目指していたものに近い世界観です。
- 多様な勢力とキャラクター: 鈴蘭高校だけでなく、武装戦線、鳳仙学園など、魅力的なチームやキャラクターが多数登場し、複雑な勢力争いを繰り広げます。
- 男たちの美学: 群れない一匹狼、仲間との絆、筋を通す生き様など、不良たちの持つ独特の美学や価値観が色濃く描かれています。
こんな人におすすめ:
- 硬派で男臭い、本格的なヤンキー漫画が読みたい方。
- ケンカアクションの迫力や、不良たちの生き様に痺れたい方。
- 多数の勢力が入り乱れる、群像劇が好きな方。

3. 『HiGH&LOW THE STORY OF S.W.O.R.D.』 – 全6巻完結（別シリーズあり）

漫画: 細川雅巳 原作: Team HI-AX
掲載誌: 別冊少年チャンピオン
あらすじ: かつて伝説のギャングチーム「ムゲン」が支配していた地域は、その後5つのチーム――山王連合会、White Rascals、鬼邪高校、RUDE BOYS、達磨一家――が台頭し、それぞれの頭文字を取って「SWORD地区」と呼ばれるようになった。各チームがプライドを懸けて覇権を争う中、外部からの脅威も迫る。これはSWORD地区で繰り広げられる、男たちの熱き闘いの物語。
「WIND BREAKER」との共通点/おすすめポイント:
- 街（地区）を守る意識: 各チームは自分たちのテリトリーや仲間、そして街そのものを守るために戦います。特に山王連合会などは、その意識が強く、『WIND BREAKER』のボウフウリンに近い側面を持っています。
- スタイリッシュなアクションと世界観: 元々がドラマや映画から始まったメディアミックス作品であり、キャラクターのビジュアルやアクションシーンが非常にスタイリッシュに描かれています。
- チームごとの個性と絆: SWORDの各チームは、それぞれ異なる信念や背景、戦い方を持っており、チーム内の強い絆が描かれます。
- 多様なバトルスタイル: 素手でのケンカだけでなく、パルクールを駆使したり、武器を使ったりと、チームやキャラクターによって様々なバトルスタイルが見られます。
こんな人におすすめ:
- スタイリッシュなキャラクターやアクションが好きな方。
- 複数のチームが抗争を繰り広げる、ダイナミックな物語が好きな方。
- 仲間や街を守るために戦う、ヒーロー的な不良像に魅力を感じる方。

4. 『バウンサー』 – 全14巻完結

作者: みずたまこと
掲載誌: 別冊ヤングチャンピオン
あらすじ: 衝動的な暴力性を抑えられない青年・獅子戸丈一郎（ししどじょういちろう）。まともな仕事に就けず、自らの力を持て余していた彼は、ある日、夜の街の用心棒集団「東京フィスト」と出会う。圧倒的な暴力と規律で夜の街を仕切る彼らに惹かれた獅子戸は、自らもその一員となることを決意。裏社会で生きる男たちの、荒々しくもストイックな世界を描く。
「WIND BREAKER」との共通点/おすすめポイント:
- リアルで痛みの伝わるケンカ描写: ファンタジー要素はなく、よりリアルで生々しい暴力やケンカが描かれます。一撃の重みや、人間の体の限界を感じさせる描写は、『WIND BREAKER』とはまた違った迫力があります。
- 主人公の成長物語: 粗暴で未熟だった獅子戸が、「東京フィスト」という組織の中で厳しい規律や上下関係、仲間との関係を通して、精神的に成長していく過程が描かれます。
- 裏社会のプロフェッショナル: 用心棒（バウンサー）という特殊な職業を通して、夜の街の秩序や、そこで生きる者たちの覚悟、プロ意識が描かれます。
- 男たちのストイックな世界: 甘えの許されない厳しい世界で、己を鍛え上げ、仕事にプライドを持つ男たちの生き様が描かれています。
こんな人におすすめ:
- よりリアルでハードなケンカ描写や、裏社会の雰囲気を味わいたい方。
- 主人公が厳しい環境の中で成長していく姿を見たい方。
- プロフェッショナルな世界の厳しさや、ストイックな生き様に惹かれる方。

5. 『ナンバMG5』 / 『ナンバデッドエンド』 – MG5全18巻、デッドエンド全15巻完結

作者: 小沢としお
掲載誌: 週刊少年チャンピオン / 別冊少年チャンピオン
あらすじ: 関東最強と恐れられるヤンキー一家・難破家の次男、難破剛（なんばつよし）。家族からはヤンキーのエリートとして期待される彼だったが、内心では普通の高校生になりたいと願っていた。家族に内緒で真面目な高校に入学し、美術部に入るなど普通の青春を謳歌しようとする剛。しかし、友人が絡まれたりすると、正体を隠して（特攻服に着替えて）圧倒的な強さで悪党を叩きのめしてしまう。ヤンキー「剛」と、真面目な高校生「剛」の二重生活を描くコメディ＆ヤンキーアクション。
「WIND BREAKER」との共通点/おすすめポイント:
- ギャップのある主人公: 普段は真面目で気弱な美術部員、しかし特攻服を着れば最強のヤンキー。このギャップが面白さの核であり、本当の自分と周囲からの期待との間で悩む姿は、初期の桜にも通じる部分があるかもしれません。
- 仲間や家族を守るための強さ: 自分の正体を隠しながらも、大切な友人や家族が危険に晒された時には、ためらわずにその強さを発揮します。
- 笑いとシリアスのバランス: 基本は二重生活がバレるかどうかのハラハラや、ヤンキーと一般人の感覚のズレを描くコメディですが、時には熱いケンカシーンや感動的な友情・家族愛も描かれます。
- 友情と絆: ヤンキー仲間との友情、そして普通の高校でできた友人たちとの絆、どちらも大切にする剛の姿が描かれます。
こんな人におすすめ:
- ヤンキー漫画にコメディ要素も求めている方。
- 主人公のギャップや、二重生活のドキドキ感を楽しみたい方。
- ケンカだけでなく、友情や家族愛といったテーマにも感動したい方。

まとめ：『WIND BREAKER』の世界をさらに深く、広く楽しむために

今回は、『WIND BREAKER』のような漫画を探しているあなたへ、おすすめの5作品をご紹介しました。

作品名	主なジャンル	主な魅力	『WIND BREAKER』との主な共通点/おすすめポイント
東京卍リベンジャーズ	ヤンキー/タイムリープ/バトル/ドラマ	仲間を守る戦い、熱い不良ドラマ、魅力的なキャラ、感動的な展開	仲間を守る、熱いバトル、キャラ人気、成長物語
クローズ / WORST	ヤンキー/バトル/群像劇	圧倒的なケンカ描写、頂点を目指す物語、多様な勢力、男たちの美学	激しいケンカアクション、頂点志向、多数のキャラとチーム
HiGH&LOW (漫画版)	ヤンキー/バトル/アクション/メディアミックス	街を守る意識、スタイリッシュなアクションと世界観、チームごとの個性と絆	街を守る、スタイリッシュさ、チーム間の抗争、仲間との絆
バウンサー	ヤンキー/裏社会/アクション/成長物語	リアルなケンカ描写、主人公の成長、裏社会のプロフェッショナル、ストイックな世界	激しいケンカ描写（方向性は違う）、主人公の成長、プロ意識
ナンバMG5/デッドエンド	ヤンキー/学園/コメディ/アクション/家族	ギャップのある主人公、仲間や家族を守る強さ、笑いとシリアスのバランス、友情と絆	ギャップのある主人公、仲間を守る、友情と絆、ケンカアクション（コメディ要素あり）