『神之塔』の物語において、常に台風の目となる存在、それが「非選別者」です。
主人公の二十五夜(夜)もその一人ですが、作中では「塔に混乱と変化をもたらす招かれざる客」として、畏怖と嫌悪の対象となっています。
一体、非選別者とは何者なのか? 選別者とは何が違うのか?
そして、塔のランキング上位を独占する彼らの強さの秘密とは?
この記事では、神之塔の世界を揺るがす「非選別者」の定義と、現在判明している該当キャラクターを一覧で解説します。
「非選別者」とは塔の法則を無視する異邦人
まず、非選別者の定義を明確にしましょう。
- 選別者: 塔の管理者ヘドンによって選ばれ、外塔から内塔へ入ることを許された者(通常の塔登り)。
- 非選別者: 自らの力で塔の扉を開け、外の世界から侵入してきた者。
彼らの最大の特徴は、「塔の法則(ルール)に縛られない」という点です。通常、塔内部で神之水(しんすい)を使うには管理人の許可(契約)が必要ですが、非選別者はその契約なしに、無制限かつ強力な神之水を操ることができます。
これが、彼らが「規格外」と呼ばれる所以であり、塔の支配者であるザハードや十家主たちが彼らを警戒する理由でもあります。
作中に登場する「非選別者」一覧
現在、作中で確認されている主な非選別者は以下の通りです。彼らは皆、塔の歴史に名を刻む怪物たちです。
1. ペンタミノム(ランキング1位)
塔内ランキング1位に君臨する謎の存在。「謎(リドル)」という異名を持ちます。
彼はかつて単身でザハードの宮殿に侵入し、ランカーたちを虐殺した後、ザハードと対峙して姿を消しました。彼の使う武器や力は、塔の住人には理解できない次元のものだったと言われています。
2. エンリュウ(ランキング2位)
「赤塔」の異名を持つ美青年。彼は塔の歴史上初めて、不死身とされる「管理者」を殺した男です。
彼が管理者を殺した「死の階」は、今も神之水が赤く染まっていると伝えられています。その圧倒的な神之水操作能力は、ザハードすら凌駕すると言われています。
3. ザハード(ランキング3位)
塔の王であり、現在の塔の支配構造を作り上げた張本人。彼もまた、かつて外の世界から冒険者として塔に入ってきた非選別者です。
彼と、彼に従う十家主たちも元は非選別者ですが、現在は塔の「秩序」側として君臨しています。
4. ウレック・マジノ(ランキング4位)
三大勢力の一つ「月下翼松(ウォルハイクソン)」の副団長。ペンタミノムを追って塔に入ってきたと言われる彼は、史上最速(50年)で塔を登りきった記録保持者です。
その強さは純粋なフィジカルと神之水能力にあり、ザハード家のアリエ・ホーンとも互角以上に渡り合った実力者です。
5. 二十五夜 / ジュ・ビオレ・グレイス
本作の主人公。自ら扉を開けたというよりは、「扉が開いた」ことで塔に入ったイレギュラーな存在。
最初は非力でしたが、非選別者特有の「神之水に対する絶対的な権限」と、あらゆる技を模倣・吸収する才能を開花させ、FUGのスレイヤー候補として塔を登っています。
6. ラヘル
夜を追って塔に入ってきた少女。彼女も広義には非選別者ですが、夜が開けた扉に「紛れ込んだ」存在であるため、他の非選別者のような圧倒的な力は持っていません。しかし、運命の渦中にいるという点では、紛れもない異邦人です。
なぜ非選別者はこれほど強いのか?
非選別者が恐れられる理由は、単なる戦闘力だけではありません。
- 管理者殺しが可能: 塔の絶対的なルールである「管理人の不死性」を無効化できる唯一の存在です。
- 運命の改変: ガラム・ザハードが語ったように、彼らは塔に停滞した運命を打ち破り、新しい風を吹かせる役割を持っています。
彼ら最強の非選別者たちが、具体的にどれほどの戦闘能力を持ち、どのような順位付けをされているのか。『神之塔』原作漫画の最強キャラランキングでは、ザハードやウレック・マジノを含む猛者たちの序列をさらに詳しく解説しています。
まとめ:塔を変えるのは常に「外」からの来訪者
『神之塔』における非選別者について解説しました。
- 定義: 塔の外から自力で扉を開けてきた者。
- 特徴: 管理人の契約に縛られず、規格外の力を持つ。
- 代表格: ペンタミノム、エンリュウ、ザハード、ウレック・マジノ、夜。
物語は、閉鎖された塔の世界に、夜という新たな非選別者が現れたことから動き出しました。彼らがもたらすのは希望か、それとも破滅か。その答えは塔の頂上にあります。



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