物に触れることで過去の記憶を読み取る特殊能力「サイコメトリー」。その力を持つ新人刑事・嵐蘭(あらし らん)が、猟奇殺人犯の精神世界に潜入し、事件の真相に迫るサイコサスペンス『サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査』。本城直明先生が描く、息をのむような潜入捜査のスリル、人間の心の闇に深く切り込むストーリー、そして猟奇的な事件の謎解きに、多くの読者が引き込まれていますよね。
「サイコ×パストの続きが気になる!」
「あの、ゾクゾクするようなサイコサスペンスをもっと読みたい!」
「特殊能力を使った捜査モノや、猟奇殺人を扱う漫画が好き!」
そんな『サイコ×パスト』ファンのあなたへ。この記事では、「新刊を待つ間にぜひ読んでほしい!」おすすめの漫画作品を5つ厳選してご紹介します! 特殊能力を持つ主人公が事件を追ったり、猟奇的な殺人事件の謎に迫ったり、人間の狂気を描いたりと、『サイコ×パスト』に通じるダークでスリリングな魅力を持つ作品を集めました。これらの作品で、さらに深く、濃密なサスペンスの世界に浸ってみませんか?
まずは『サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査』の魅力を再確認!
おすすめ作品を見る前に、『サイコ×パスト』が持つ独特の魅力、読者を惹きつけるポイントを改めて整理してみましょう。
- サイコメトリー×潜入捜査: 主人公・嵐蘭が持つサイコメトリー能力で、犯行現場の残留思念から犯人の過去(精神世界)に「潜入」するという設定が斬新。単なる能力バトルではなく、犯人の内面に深くダイブしていく過程が描かれます。
- 猟奇殺人事件の謎解き: 扱う事件は猟奇的で陰惨なものが多く、その犯行手口や動機を探るミステリー要素が読者の知的好奇心を刺激します。
- 潜入のスリルと危険: 犯人の精神世界への潜入は、自らの精神も汚染されかねない危険な行為。潜入中に犯人に気づかれたり、トラウマを刺激されたりするスリルと緊張感がたまりません。
- 人間の狂気と心の闇: なぜ人はこれほど残虐になれるのか? 犯人たちの歪んだ心理や、異常な執着、過去のトラウマなどが深く描かれ、人間の心の闇を覗き見るような感覚を覚えます。
- 主人公の葛藤と成長: 嵐蘭自身も過去に事件で姉を亡くしたトラウマを抱えており、事件を通して自らの過去とも向き合い、刑事として成長していく姿が描かれます。先輩刑事・斎との関係性もポイントです。
特殊能力、猟奇殺人、潜入捜査、サイコサスペンス、ミステリーといった要素が、人間の狂気というテーマのもとに見事に融合している点が、『サイコ×パスト』の大きな魅力と言えるでしょう。
『サイコ×パスト』好きにおすすめ!厳選漫画5選
それでは、ここからが本題です。『サイコ×パスト』のダークでスリリングな世界観を好むあなたに、きっと満足していただけるであろう5作品をご紹介します!
1. 『サイコメトラーEIJI』 – 全25巻 完結(続編あり)
- 作者: 安童夕馬(原作)、朝基まさし(漫画)
- 掲載誌: 週刊少年マガジン
- あらすじ: 不良でありながら、触れた人やモノから過去の記憶を読み取る「サイコメトリー」能力を持つ少年・明日真映児(あすま えいじ)。ひょんなことから警視庁の美人刑事・志摩亮子と出会い、その能力を使って数々の難事件・猟奇事件の捜査に協力することになる。普段はお調子者の映児だが、事件を通して人間の心の闇や悲しみに触れていく。
- 「サイコ×パスト」との共通点/おすすめポイント:
- サイコメトリー能力: 主人公が同じサイコメトリー能力を持つという点で、最も直接的な共通点を持つ作品。能力を使って事件の真相に迫るプロセスを楽しめます。
- 猟奇的な事件: ヤンキー漫画の要素もありますが、扱う事件は猟奇的で陰惨なものが多く、サスペンス要素も濃厚です。『サイコ×パスト』同様、人間の悪意や狂気が描かれます。
- 刑事との協力: 主人公は民間人(高校生)ですが、刑事とタッグを組んで捜査協力するという点で、『サイコ×パスト』の嵐と斎の関係性を彷彿とさせます。
- 心の闇への接触: 能力を使うことで、被害者や加害者の強烈な感情や記憶に触れ、精神的に消耗していく主人公の姿が描かれます。
- こんな人におすすめ:
- サイコメトリー能力を使った事件解決モノが好きな方。
- 猟奇的な事件や、人間の心の闇を描くサスペンスが読みたい方。
- 少年漫画的な熱さや、少しコメディ要素のある作品も許容できる方。
2. 『ミュージアム』 – 全3巻 完結
- 作者: 巴亮介
- 掲載誌: 週刊ヤングマガジン
- あらすじ: 雨の日だけに発生する連続猟奇殺人事件。犯行現場には必ず、謎の私刑(リンチ)内容を示唆するメモが残されていた。犯人はカエルのマスクを被った通称「カエル男」。警視庁捜査一課の刑事・沢村久志は、この異常な事件の捜査を担当するが、やがて自分自身が犯人のターゲットとなり、家族までもが危険に晒されていく。
- 「サイコ×パスト」との共通点/おすすめポイント:
- 猟奇殺人犯との対決: カエル男が行う私刑殺人は非常に猟奇的で、その異常な犯行と動機が物語の核となります。『サイコ×パスト』の猟奇犯たちに通じる狂気を感じさせます。
- 刑事VS犯人の構図: 主人公の刑事が、知能犯である猟奇殺人犯を追い詰めていく、王道のクライムサスペンス。捜査が進むにつれて、刑事自身が精神的にも肉体的にも追い詰められていく様が描かれます。
- 息詰まるスリルと恐怖: 犯人の正体、次のターゲット、そしてその目的は? 常に死と隣り合わせの状況で捜査を進める緊張感と、いつ自分や家族が襲われるかわからない恐怖感が秀逸です。
- 人間の悪意: 事件を通して、被害者側にも問題があったことが示唆されるなど、単純な勧善懲悪ではない、人間の持つ悪意や業が描かれます。
- こんな人におすすめ:
- 猟奇殺人犯を追う、骨太なクライムサスペンスが好きな方。
- 手に汗握るスリルと、心理的な恐怖を味わいたい方。
- ダークで後味の悪い(褒め言葉)展開も好む方。
3. 『僕だけがいない街』 – 全9巻 完結
- 作者: 三部けい
- 掲載誌: ヤングエース
- あらすじ: 売れない漫画家・藤沼悟には、悪い事(事件や事故)が起こる直前に時間が巻き戻る特殊能力「再上映(リバイバル)」があった。ある日、母が何者かに殺害され、悟自身が容疑者として追われることに。再び発動したリバイバルで、彼は18年前の小学校時代にまで遡る。それは、当時起きた連続誘拐殺人事件と繋がっていた。悟は過去を変え、母と誘拐された同級生を救うため、子供の姿で事件の真相に迫る。
- 「サイコ×パスト」との共通点/おすすめポイント:
- 特殊能力×過去の事件: サイコメトリーとは異なりますが、「リバイバル」という特殊能力を使って、過去に起きた悲劇的な事件の真相を解明し、未来を変えようと奮闘します。過去への介入という点で共通します。
- サスペンスとミステリー: 現在と過去を行き来しながら、連続誘拐殺人事件の真犯人を探るミステリー要素と、犯人に気づかれずに計画を進めるサスペンス要素が絶妙に絡み合っています。
- トラウマとの対峙: 主人公の悟は、過去の事件に対する後悔や無力感というトラウマを抱えています。過去を変える挑戦は、彼自身の心の救済にも繋がっていきます。
- 感動的な人間ドラマ: 事件の謎解きだけでなく、母子の絆、友人たちとの友情、そして被害者を救いたいという強い想いが感動的に描かれています。
- こんな人におすすめ:
- 特殊能力とサスペンス、ミステリー要素が融合した作品が好きな方。
- 過去を変えるという設定に惹かれる方。
- ハラハラドキドキする展開と共に、感動的な人間ドラマも楽しみたい方。
4. 『ROUTE END』(ルートエンド) – 全8巻 完結
- 作者: 中川海二
- 掲載誌: 少年ジャンプ+
- あらすじ: 日常的に人の死に触れる特殊清掃業者「TSクリーニング」で働く青年・春野太慈(はるの たいじ)。ある日、担当した現場で、これまで世間を騒がせてきた連続猟奇殺人犯「END」によるものと思われる異様な死体を発見する。遺体を「作品」のように飾り付けるENDの事件に、太慈は特殊清掃の知識を活かして関わっていくことになるが、それは想像を絶する狂気と悪意の渦への入り口だった。
- 「サイコ×パスト」との共通点/おすすめポイント:
- 猟奇的な事件と異常性: 遺体をアート作品のように扱う「END」の犯行は極めて猟奇的であり、犯人の異常な心理や美学が描かれます。『サイコ×パスト』に登場する猟奇犯たちの歪んだ感性と通じます。
- 先の読めないサスペンス: 主人公は刑事ではありませんが、事件に深く関わっていく中で、次々と新たな謎や伏線が現れ、誰が犯人なのか、その目的は何なのか、予測不能な展開が続きます。
- 人間の心の闇: 特殊清掃という仕事を通して描かれる、孤独死や自殺といった現代社会の闇と、END事件が描き出す人間の悪意や狂気が、読者に重く問いかけます。
- ダークな雰囲気: 全体的に漂う不気味でダークな雰囲気が、『サイコ×パスト』の世界観とマッチします。
- こんな人におすすめ:
- 猟奇的な事件や、人間の異常心理を描く作品が好きな方。
- 伏線が多く、考察しながら読み進めるのが好きな方。
- 特殊清掃業という、少し変わった視点からのサスペンスに興味がある方。
5. 『ガンニバル』 – 全13巻 完結
- 作者: 二宮正明
- 掲載誌: 週刊漫画ゴラク
- あらすじ: とある事件をきっかけに、都会から遠く離れた山村「供花村(くげむら)」に駐在として左遷された警察官・阿川大悟。美しい村に見えたが、そこには「この村の人間は人を喰らう」という恐ろしい噂があった。前任者の失踪、村人たちの閉鎖的で異様な態度、そして次々と起こる不可解な事件。大悟は、妻と娘を守りながら、村に隠された秘密と狂気に迫っていく。
- 「サイコ×パスト」との共通点/おすすめポイント:
- 警察官主人公のサスペンス: 主人公が大悟という警察官であり、閉鎖的なコミュニティ(村)に潜む異常な慣習や事件の真相を探っていきます。
- 人間の狂気と恐怖: 村全体が持つ独特のルールや価値観、そして「人喰い」という噂がもたらす生理的な恐怖と、常識が通用しない村人たちの狂気が、読者をジワジワと追い詰めます。
- 潜入捜査的な要素: 大悟は駐在として村に溶け込みながら、疑念を抱き、村の秘密を探っていきます。その過程は、ある種の潜入捜査とも言えます。
- バイオレンス描写: 必要に応じて暴力的な描写もあり、村の異常性を際立たせています。
- こんな人におすすめ:
- 閉鎖的な空間で起こる、じっとりとした恐怖と狂気を描くサスペンスが好きな方。
- 警察官が主人公で、孤立無援の状況で戦う物語に惹かれる方。
- 因習やタブーといった、土着的なホラー要素も好む方。
まとめ:『サイコ×パスト』から広がる、深淵なるサスペンスの世界
今回は、『サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査』のような漫画を探しているあなたへ、おすすめの5作品をご紹介しました。
作品名 | 主なジャンル | 主な魅力 | 『サイコ×パスト』との主な共通点/おすすめポイント |
---|---|---|---|
サイコメトラーEIJI | サイコメトリー/サスペンス/ヤンキー/刑事協力 | サイコメトリー能力、猟奇事件、心の闇への接触 | 能力の類似性、猟奇事件、刑事との協力 |
ミュージアム | サイコサスペンス/クライム/刑事モノ | 猟奇殺人犯との対決、息詰まるスリルと恐怖、人間の悪意 | 猟奇殺人犯、刑事VS犯人、スリル、狂気 |
僕だけがいない街 | サスペンス/ミステリー/SF/タイムリープ | 特殊能力×過去の事件、感動的な人間ドラマ、伏線と謎解き | 特殊能力、過去への介入、サスペンス、トラウマ |
ROUTE END | サイコサスペンス/ミステリー/特殊清掃 | 猟奇的な事件と異常性、先の読めない展開、人間の心の闇、ダークな雰囲気 | 猟奇事件、人間の異常性、ダークな雰囲気、謎解き |
ガンニバル | サスペンス/ホラー/ミステリー/警察官 | 閉鎖空間の狂気と恐怖、警察官主人公、潜入捜査的要素、バイオレンス描写 | 警察官主人公、人間の狂気、サスペンス、潜入捜査的要素 |
どの作品も、『サイコ×パスト』が持つ「特殊能力」「猟奇殺人」「サスペンス」「ミステリー」「人間の狂気」といった要素を、独自の切り口で描いています。
『サイコ×パスト』の続きを待ちながら、これらの作品を読むことで、人間の心の深淵を覗き込むような、さらに多様で刺激的な読書体験ができるはずです。
気になる作品が見つかったら、ぜひ手に取って、その濃密な物語の世界に足を踏み入れてみてください!
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