MFゴーストみたいな漫画は？新刊を待つ間に読みたいオススメ作品7選！

近未来の日本を舞台に、ガソリンエンジン搭載車による公道レース「MFG」で繰り広げられる熱いバトルを描く『MFゴースト』。しげの秀一先生が描くリアルな車の挙動、手に汗握るレース展開、そして魅力的なキャラクターたちに、多くの読者が夢中になっています。アニメも2nd Seasonまで放送され、ますます盛り上がりを見せていますね。

「MFゴーストの新刊が待ちきれない！」
「MFゴーストみたいに、アドレナリンが出るようなレース漫画が読みたい！」
「車が好きで、もっと色々な車漫画に触れてみたい！」

そんな熱い思いを抱えるあなたへ。この記事では、『MFゴースト』を好きな読者ならきっとハマる、おすすめの漫画作品を7つ厳選してご紹介します！公道レースの興奮、モータースポーツの奥深さ、車に情熱を燃やす人々のドラマ…様々な角度から楽しめる作品を集めました。『MFゴースト』の新刊を待つ間、これらの作品でさらに熱い読書体験をしてみませんか？

まずは『MFゴースト』をおさらい！
『MFゴースト』好きにおすすめ！厳選漫画7選
まとめ：『MFゴースト』の世界をさらに広げよう！
「MFゴースト」に似た漫画を全巻大人買いするなら？

まずは『MFゴースト』をおさらい！

本題に入る前に、『MFゴースト』がどんな作品なのか、その魅力を簡単におさらいしておきましょう。

舞台設定: EVや自動運転が普及した近未来の日本。
物語の中心: 絶滅危惧となったガソリンエンジン車（内燃機関車）のみが参加できる公道レース「MFG」。
主人公: イギリスのレーシングスクールを首席で卒業した天才ドライバー、片桐夏向（カナタ・リヴィントン）。
魅力:
- ポルシェ、フェラーリ、ランボルギーニなど、世界のスーパーカーが実在の公道を駆け抜けるリアルなレース描写。
- 非力なトヨタ86を駆るカナタが、驚異的なテクニックで格上のマシンに挑む下剋上ストーリー。
- 『頭文字D』の世界観を引き継ぎ、かつてのキャラクターたちが登場するファンにはたまらない要素。
- レースを取り巻く人間ドラマや、主人公カナタとヒロイン・西園寺恋の恋愛模様。
- しげの秀一先生ならではの、車の挙動やメカニズムへの深いこだわりと表現力。

『MFゴースト』は、最新技術と伝統的な内燃機関の対比、天才ドライバーの成長、そして『頭文字D』から続く公道レースの系譜といった要素が複雑に絡み合い、読者を惹きつけてやみません。

『MFゴースト』好きにおすすめ！厳選漫画7選

さて、ここからが本題です。『MFゴースト』の熱気をそのままに、あるいは違った角度から車の魅力を楽しめる作品をご紹介していきます！

1. 『頭文字D』（イニシャル・ディー） – 全48巻完結

作者: しげの秀一
掲載誌: 週刊ヤングマガジン
あらすじ: 群馬県の秋名山（架空の名称、モデルは榛名山）を舞台に、豆腐屋の息子である主人公・藤原拓海が、父の愛車AE86（ハチロク）スプリンタートレノを駆り、関東各地の峠で走り屋たちとのダウンヒルバトルを繰り広げる物語。
「MFゴースト」との共通点/おすすめポイント:
- 作者が同じ！: 『MFゴースト』の原点であり、世界観の繋がりも深い作品。両作を読むことで、しげの秀一先生が描く公道レースの世界をより深く理解できます。
- 公道最速伝説: 峠という特殊なステージでの、1対1の緊迫したバトルは『MFゴースト』のレースシーンに通じる興奮があります。
- 主人公の成長: ごく普通の高校生だった拓海が、天性のドライビングセンスを開花させ、ドライバーとして、人間として成長していく姿が描かれます。カナタの成長と重ねてみるのも面白いでしょう。
- リアルな車の描写: AE86をはじめ、当時の人気スポーツカーが多数登場。その性能や挙動がリアルに描かれており、車好きにはたまりません。
こんな人におすすめ:
- 『MFゴースト』のルーツを知りたい方。
- 峠でのヒリヒリするような1対1のバトルが好きな方。
- AE86などの日本の旧世代スポーツカーが好きな方。

2. 『湾岸MIDNIGHT』（わんがんミッドナイト） – 全42巻完結（続編あり）

作者: 楠みちはる
掲載誌: ビッグコミックスピリッツ、週刊ヤングマガジン
あらすじ: 首都高速道路を舞台に、「悪魔のZ」と呼ばれる曰く付きのフェアレディS30Zを手に入れた主人公・朝倉アキオと、彼を取り巻く走り屋たちの物語。300km/hを超える超高速域でのバトルが繰り広げられます。
「MFゴースト」との共通点/おすすめポイント:
- 公道レースの双璧: 『頭文字D』が峠なら、『湾岸MIDNIGHT』は首都高。公道レース漫画の金字塔として並び称される作品です。
- スピードへの渇望: 登場人物たちの、速さに対する純粋でストイックなまでの追求が描かれます。MFGドライバーたちの勝利への執念と通じるものがあります。
- 車との絆: 「悪魔のZ」やポルシェ911（ブラックバード）など、単なるマシンを超えた存在として描かれる車と、ドライバーとの深い関係性が魅力です。
- 哲学的なテーマ: スピードの先にあるものは何か、走る意味とは何か、といった問いかけが、読者に深い余韻を残します。
こんな人におすすめ:
- 首都高を舞台にした超高速バトルに興味がある方。
- 車のチューニングやメカニズムに興味がある方。
- 登場人物たちの哲学的なセリフや、シリアスな雰囲気が好きな方。

3. 『capeta』（カペタ） – 全32巻完結

作者: 曽田正人
掲載誌: 月刊少年マガジン
あらすじ: 幼い頃に母を亡くし、父子家庭で育った少年・平勝平太（たいらかっぺいた、通称カペタ）。父が廃材で作ってくれたカートに乗り、モータースポーツの世界へ足を踏み入れたカペタが、ライバルとの出会いや様々な困難を乗り越え、F1ドライバーを目指して成長していく物語。
「MFゴースト」との共通点/おすすめポイント:
- 本格モータースポーツ: カートから始まり、フォーミュラカーへとステップアップしていく過程が非常にリアルに描かれています。レースの戦術やメカニックの重要性など、モータースポーツの奥深さを学べます。
- 才能と努力: 主人公カペタは、天才的なドライビングセンスを持ちながらも、資金難などの逆境に立ち向かい、努力で道を切り開いていきます。カナタの才能や、彼を取り巻く環境と対比してみるのも面白いかもしれません。
- 熱いライバル関係: カペタの前に立ちはだかる強力なライバルたちとの激しいバトルと、互いを認め合う関係性が胸を熱くします。MFGの神フィフティーン同士の関係性にも通じる部分があります。
- 人間ドラマ: レースだけでなく、親子関係、チームとの絆、挫折と再起など、感動的な人間ドラマが丁寧に描かれています。
こんな人におすすめ:
- カートやフォーミュラレースなど、サーキットレースが好きな方。
- 主人公が逆境を乗り越え、成長していくストーリーが好きな方。
- レース描写だけでなく、感動的な人間ドラマも楽しみたい方。

4. 『オーバーレブ！』 – 全31巻完結（続編あり）

作者: 山口かつみ
掲載誌: 週刊ヤングサンデー
あらすじ: 退屈な日々を送っていた女子高生・志濃涼子（しのりょうこ）。ある日、峠で見たドリフトに衝撃を受け、自身も走り屋の世界へと足を踏み入れていく。MR2を駆り、仲間やライバルたちとの出会いを通じて、ドライバーとして成長していく物語。
「MFゴースト」との共通点/おすすめポイント:
- 公道（峠）レース: 『頭文字D』と同じく峠を舞台にした走り屋たちのバトルが描かれます。女性主人公ならではの視点や心理描写が新鮮です。
- リアルな車の描写とテクニック: MR2、シルビア、RX-7など、魅力的なスポーツカーが登場。ドライビングテクニックや車の挙動に関する描写が細かく、走り屋文化に触れることができます。
- 青春群像劇: レースだけでなく、友情、恋愛、進路など、登場人物たちの青春模様が描かれており、共感できる部分も多いでしょう。
- ドライビングの楽しさ: 主人公が運転の楽しさに目覚め、のめり込んでいく様子が生き生きと描かれており、読んでいるこちらもワクワクしてきます。
こんな人におすすめ:
- 女性主人公のレース漫画を読んでみたい方。
- 峠でのドリフトバトルや、90年代のスポーツカーが好きな方。
- レースと青春ドラマの融合を楽しみたい方。

5. 『F』（エフ） – 全28巻完結

作者: 六田登
掲載誌: ビッグコミックスピリッツ
あらすじ: 大企業の創業者である父への反発から家を飛び出し、F1レーサーを目指す青年・赤木軍馬（あかぎぐんま）。天才的なドライビングセンスと破天荒な性格を持つ軍馬が、親友でありメカニックのタモツと共に、数々の困難を乗り越えながらレース界を駆け上がっていく物語。
「MFゴースト」との共通点/おすすめポイント:
- 天才型主人公: 主人公・軍馬の常識外れな才能と、「何人たりともオラの前は走らせねえ！」という名ゼリフに代表される強烈な個性は、読者に鮮烈な印象を与えます。カナタとはまた違ったタイプの天才像を楽しめます。
- モータースポーツの厳しさ: F1というトップカテゴリーを目指す過程で描かれる、才能、資金、政治力などが絡み合うレース界の厳しさがリアルです。
- 人間ドラマ: 親子の確執、ライバルとの激闘、友情、恋愛など、濃厚な人間ドラマが展開されます。
- クラシックな魅力: 1980年代後半から連載された作品であり、当時のF1の雰囲気や熱気を感じることができます。
こんな人におすすめ:
- F1を題材にした漫画を読みたい方。
- 破天荒で強烈な個性を持つ主人公が好きな方。
- 骨太な人間ドラマや、少し昔のレース界の雰囲気を味わいたい方。

6. 『バリバリ伝説』 – 全38巻完結

作者: しげの秀一
掲載誌: 週刊少年マガジン
あらすじ: 高校生ライダー・巨摩郡（こまぐん）が、ライバル聖秀吉（ひじりひでよし）との峠でのバトルを経て、ロードレースの世界へと進出し、世界チャンピオンを目指す物語。
「MFゴースト」との共通点/おすすめポイント:
- 作者が同じ！: 『頭文字D』『MFゴースト』のしげの秀一先生による、バイクレース漫画の金字塔。公道でのバトルからサーキットレースへと舞台が移る展開は、『頭文字D』にも通じます。
- 公道バトルとレースの熱気: 序盤の峠での手に汗握るバトル、そしてサーキットでの激しいレース描写は、しげの先生ならではの迫力です。
- ライバルとの絆: 主人公・郡とライバル・秀吉の関係性は、本作の大きな魅力の一つ。互いを認め合い、高め合う姿は感動的です。MFGのドライバーたちの関係性にも重なる部分があるかもしれません。
- 青春ストーリー: レースだけでなく、高校生活や恋愛模様も描かれており、青春漫画としても楽しめます。
こんな人におすすめ:
- しげの秀一先生のファンで、他の作品も読んでみたい方。
- バイクレースに興味がある方（車好きでも楽しめる熱さがあります）。
- 熱いライバル関係や青春ストーリーが好きな方。

7. 『GT roman』（ジーティーロマン） – 全11巻完結（続編・派生作品あり）

作者: 西風
掲載誌: 週刊モーニング
あらすじ: 喫茶店「roman」を舞台に、そこに集う車好きのマスターや常連客たちが、愛車にまつわる様々なエピソードを繰り広げるオムニバス形式の物語。
「MFゴースト」との共通点/おすすめポイント:
- 車への深い愛情: レースバトルが中心ではありませんが、登場人物たちの車に対する深い愛情やこだわりが随所に描かれています。『MFゴースト』に登場する多様な車種への興味関心と通じるものがあります。
- 様々な名車が登場: ロータス・ヨーロッパ、アルファロメオ、ポルシェなど、古今東西の魅力的な車（特に欧州車が多い）が登場し、その背景にあるストーリーが語られます。
- 大人な雰囲気: 喫茶店を舞台にした落ち着いた雰囲気の中で、車を通じた人々の交流や人生観が描かれ、しっとりとした読後感を味わえます。
- 車文化に触れる: レースだけでなく、車のレストア、ドライブ、車選びなど、幅広い車文化に触れることができます。
こんな人におすすめ:
- レースだけでなく、車そのものや車を取り巻く文化が好きな方。
- 落ち着いた雰囲気で、車にまつわる様々な人間ドラマを楽しみたい方。
- 往年の名車や、少しマニアックな車に興味がある方。

まとめ：『MFゴースト』の世界をさらに広げよう！

今回は、『MFゴースト』のような漫画を探しているあなたへ、おすすめの7作品をご紹介しました。

作品名	主な舞台/レース	主な魅力	MFゴーストとの繋がり/共通点
頭文字D	峠/公道	公道バトル、主人公の成長、リアルな国産スポーツカー描写	作者同じ、世界観の繋がり、公道レースの興奮
湾岸MIDNIGHT	首都高/公道	超高速バトル、車とドライバーの絆、哲学的なテーマ	公道レースの金字塔、スピードへの渇望、車の擬人化
capeta	サーキット	本格モータースポーツ、才能と努力、熱いライバル関係、人間ドラマ	天才ドライバーの成長、レースの戦略性、ライバルとの関係
オーバーレブ！	峠/公道	女性主人公、ドリフト、90年代スポーツカー、青春群像劇	公道レース、ドライビングの楽しさ、若者の成長物語
F	サーキット(F1)	天才型破天荒主人公、モータースポーツの厳しさ、濃厚な人間ドラマ	天才ドライバー、トップカテゴリーへの挑戦、人間ドラマ
バリバリ伝説	峠/サーキット	公道バトル、バイクレースの熱気、ライバルとの絆、青春ストーリー	作者同じ、公道からサーキットへ、ライバル関係、レースの熱さ
GT roman	日常/（レース）	車への愛情、多様な名車、大人な雰囲気、車文化	車への愛、多様な車種への興味、車を通じた人間関係